ぎっちょのつぶやき

★老いを楽しく生きる★

人生には誰にでも波がある、
いくつもの波を乗り越えて現在がある。
私達の年代は少なからず我慢を強いられて育った年代であると思う。
ぎりぎり耐える事を知っている年代と言えるのかも?
どうして自分だけ、こんなに苦しい事ばかり襲ってくるんだろう?
なんて考えた時期もあった。今通り越えてみれば、
その一つ一つが自分のみとなり肉となって来たのだと思う。
人生に無駄なんて一つも無いと言う言葉を良く聞く。
成る程と頷ける年代になった。
苦しい事を耐えて来た分、
人一倍幸福感も大きく膨らむ。
私などから見てこの方程幸せに恵まれた方は無いと思う方が、
意外とご自分を幸せだと思っておられない事に気づく事がある。
それは余りにも幸せに慣れすぎている所為。
仲間と勉強会に参加して帰路に語らいながら飲む
一杯180円のコーヒーに幸せを感じ取れる今の自分が嬉しい。

私に残された年月が後、どれだけあるのか?神のみぞ知るである。
今は子供達も皆一人前となり、
親の役目もほぼ卒業させて貰ったかな?
と自分自身を思う存分生きて見る事にした。
守りの人生を送って来た老親がいきなり
この年になって攻めの人生を生きはじめたのである。
子供達はさぞ吃驚したであろうと思う。
最初は戸惑っていた子供達も今は私の転身に口では、
年寄りの冷や水だ、その年になって跳ねたら手がつけようが無い
と言いながらも陰では拍手を送って呉れてるようである。
老いたから家の中に引き篭るのではなく、
老いてこそ外に向かうべきだと思う。
人の中に入って行く事が億劫になった時には
自分の老いを自認しようと思ってる。
プラス思考で生きはじめたら、
いつの間にか多くのプラス思考の方々の輪の中に自分が居た。
緩やかな坂道でも良い3歩進んで2歩下がるでも良いから
兎に角登り坂を死ぬまで歩めたら良いなあと思っている。
パソコンを通して素敵な仲間達に恵まれた事に感謝、
今の幸せに、感謝、こんな私を微笑んで見ていてくれる家族に感謝。
老いを楽しく生きたい。せめて気だけは老いることなく。

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★戦い済んで?日が暮れて★

子育て(戦い?)がどうにか終わって、思う事。
子育てをしながら仕事?仕事をしながら子育て?をして、
子供達もやっと一人前?
さて私は?まだ半人前だったりして?
今の私を見て、皆元気ねえ、張り切ってるねえ
って人は言って呉れるけれど、
若い時の私の頑張りはもっと凄かったなあって思う。
良くあれほどのエネルギーあったなあって思う程、
家事も、子育ても、仕事もこなしてた。
当時は普通の主婦のように一日家に居て、
みかん食べながらのんびりTV見る生活に憧れてた。
今、そうしようと思えば出来るのにやっぱり忙しく暮らしてる、
これって性分なのかなあ?
でもそれは立ち止まるのが怖いからかも知れない?

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★一つの別れがあった★

"See you again"って、
この4月に笑って別れた友人が還らぬ人となった。
心臓発作だと言う。
やっと子育てから開放されて夫婦二人でのんびりとと
至れり尽くせりの豪華な家を新築して
お宅拝見を兼ねて、名古屋の先まで足をのばした。
どうせなら旅行も行こうよって
彼女のご主人の運転で友人もう一人を誘って
4人での蒲郡への旅を楽しんだ。
赤いロングスカートがよく似合って、褒めたら
じゃあそのうち上げるねって。
気易く言った彼女。
もう、そんな彼女の笑顔に会うことは無い。
人の命のなんと儚い事か。

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